アマゾンに澱んだ空気の漂う諸般の事情。 アマゾンに色々と問題の多いことは、フランスでも日本でもよく知られている。 まず町の…



アマゾンに澱んだ空気の漂う諸般の事情。

アマゾンに色々と問題の多いことは、フランスでも日本でもよく知られている。

まず町の本屋の客を奪いどんどん閉店させていること。
しかしこれは、僕は残念だが、消費者が実店舗を望んでいない、書店という業態そのものが21世紀にはそぐわないとか、フリー・マーケットこそが西側資本主義世界の基本、等々いろいろ反論もあると思う。
(…フランスでは、とくに送料無料が問題にされ、法律を作って禁止した。が、フランスのネット書店にも適用になり、アマゾンは送料として日本の1円にあたる1サンチームをつけただけ;)

次に営業している国の税金を、実質ほとんど払っていない。
しかしこれも、タックス・ヘイヴン問題を含め、旧来の国という枠組みではアンコントローラーブルになったいまのマネー・ゲーム的なグローバル経済、という状況の現象面のひとつであって、ひとりアマゾンの問題として片づくものでもあるまい。

さらに日本では、既成の流通システムを安く買い叩いてボロボロにする一方、自前の流通網を構築していずれは使い捨てにしようというやり方も問題になった。
日本は個人より会社ほうが同情されやすいのでw
けしからぬ、という声も聞かれたが、
これもまた、流通会社が主体的にアマゾンの仕事を断るなり、交渉していくことが第一だ、というようにも思う。

しかし、これは。

たまたま目にしたこの記事、

「アマゾンで買わないクリスマス」

によると、アマゾンの従業員は、大変な低賃金で酷使されている、という。
アメリカでかつてないほどの苦境に立たされているマクドナルドについても同じ批判を聞いたが、
もし仮に、その会社で毎日フルタイムで働いて、
生活可能な賃金が払われないとしたら、
それは早い話、死ね、といっているようなもんだ。
すぐにではなくとも、徐々に死ね、といっているに等しい。

もしその従業員に他の仕事が現実的にないとしたら、
現実的にそこには職業選択の自由はなく、
現実的に奴隷労働に等しい。
そんなことが現代のもっとも注目されている企業に許されていいはずがない。

記事に取り上げられたアマゾン・アノニマスのページはこちら。
http://www.amazonanonymous.org

…ダイレクト・パブリッシングのかたちで“Living Wages for Amazon Workers”というアーティクルをアマゾンUKにアップすることに成功したが、削除されたという、その顛末はこちらで読める:
“Someone Put A Book On Amazon About Not Paying Amazon Workers A Living Wage And Now It’s Been Pulled DownーThe reviews were hilarious.”

さて、この件と、僕が年来くりかえしている
ネット上での新刊と古書の併売は、紙の本を実質的に滅ぼしていくので、
もし紙の本の多様性や入手のしやすさを維持したいなら、 版元が採算性を判断する6ヶ月~1年程度の新刊の古書によるネット上での売買禁止期間を設けたほうがよい、
という議論の間には、一見直接関係はなさそうだが(笑)
搾取の構造があることは同じ:
作品を作るには、それぞれ時間がかかる。作品を発表することによって、その時間の生活費が出なければ、そんなことを続けていくと、原理的にはいずれ死んでしまうことになる。
いまのアーティストの9割がたが、そんなコンディションで作品を作っているだろう。
自分のやりたいことをやっているんだから、自業自得、
嫌なら辞めればいい、という意見もあるとは思う。
というか、事実多くのアーティストが創作活動を放棄し始めている。
面白い作品や大きな作品が生まれにくくなっていたとしても当然だろう。

一方、売れない作品は、存在しなくてもいい、という意見もあるかと思う。
特に芸術が理解できない、
即ち、芸術作品のほんとの面白さをまだ経験したことがない、という人たちには。
(…ユーザーとしては、大量生産・大量消費を支える、むしろ御しやすい、都合のいい人たちかもしれない;)

しかしそんなことをいえば、古今の文学、哲学、音楽等の傑作の殆んどが不要、ということになる。

そもそも電化製品等と違い、多数決は芸術の質をあげたりはしない:美術館の企画展もクラシックの演目も、全部ジブリになっちゃう(笑)
消費者の意見はいい“商品”を作るためには全て貴重かもしれないが、
このロジックは実はそもそもその出自が商品ではない芸術作品には(たとえ現在のシステムのなかでは“商品”として売り買いされていても)
当てはまらない。
(ここにハリウッド映画、という大きな反例があること、そしてどうしてひとりハリウッドだけではそれが可能なのか、ということはこれまでにも何度も書いたし、
結局は“アメリカン・ドリームとフィッツジェラルド”に僕のなかでは収斂していくこのテーマは、
これからもまた書くに違いないので、今回は端折ります;)

なのにアマゾンの読者は“カスタマー”(笑)
“商品”に不満を持った場合、クレームするのは当然の権利、と心得ている;)
しかも、自分の感想がそれでそれらしく見えるとでも思うのか(笑)
自分が理解できなかった点、
気に入らなかった点を、
作品の良し悪しに結びつけて正当化しようとする(笑)

好き嫌いと、作品の出来・不出来は、本来まったく別のふたつの問題。

異性におきかえてみればすぐ判る:人は完璧だから、といって、だれかを好きになったりはしない(笑)
好き・嫌いは、所詮主観であって、客観的な良し悪しに結びつけて説明することなどできないのだ。

あなたがその作品を好きになれないのはその作品に欠陥があるからではないし;
あなたがその作品を好きなのは、その作品が素晴らしいからではない:
あなたがその作品に感動したという事実は、その作品があなたにとって素晴らしい作品であるという主観的な理由以外の何ものでもなく、
その作品が素晴らしい作品であるという証拠にはならない(笑)

…つまり「この作品には然々の欠点がある」というところまでは本来客観的な事実の陳述であるべきで、ここまでは、問題ない。
だがそれを次に「だから面白くない」と主観に結びつけた時点で、この人の“知性”というのが薄らぼんやりとしたものであることが明瞭になり、
よって「だから」以前の評価もさぞ主観的な思い込みなんだろうなぁ…と思わざるをえない、ということになる;)

90年代、初めてamazon.comから荷物が届いた時には非常に新鮮な感じがしたのを覚えているが、
諸般の事情で、残念ながら、
いまではとりわけ澱んだ空気があるようだ。


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動物界でトップクラスの実力を持つ猫の「だるまさんがころんだ」階段編

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Sculptures All Over The World Are Currently Being Discovered With Medical Masks Affixed To Their Mouths – Please, Stop Doing This!!

The Fearless Girl statue stands across from the New York Stock Exchange. Luiz Roberto Lima-ANB/Pacific Press/LightRocket via Getty Image Listen: there’s almost always a time and place for slapdash conceptual art, especially if it’s the product of mass collaboration. During a time in which coronavirus is ravaging the planet, causing just as much emotional despair as physical devastation...

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内閣府職員が新型コロナ感染 武田防災担当大臣の秘書室勤務

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新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、武田防災担当大臣の秘書室に勤務する50代の男性職員です。



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Russian Blogger Went On A Trip Around The Apartment During The quarantine – Repeating Photos From Real Travels

Photographer, blogger and entrepreneur Elnar Mansurov from Perm, who became famous at Instagram as a “bear-headed traveler”, suggested how his photos could look if he hadn’t left his apartment. For a small project, he reproduced some footage of his travels. More:

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