Michel Legrand, le 24 février 1932 – le 26 janvier…



Michel Legrand,
le 24 février 1932 - le 26 janvier 2019.

ミッシェル・ルグランは、このアルバムが出た際に、レコード店のイヴェントに見に行きTernesのfnacです;)

その時ふとRER、Châtelet - Les Halles駅で見たミュージシャンのことを思い出し、巨匠ルグランと、メトロの無名のアーティスト、という話を書いてみたい、ずっと思っていたのですが、
なかなか繊細な話でもあり、
そもそもネットに載せて読み飛ばしてもらうようなものでもないので、そのまま、書かずじまいになっていました。。

とにかくもう、どんどん人が死ぬのはやめていただきたい、
それが僕の、偽らざる、心の叫び、
少なくとも、訃報に気づくと、こうしてその日の予定は崩壊、です(笑)

…というわけで、僕の見たあの日のルグランの話など、リリカルな部分は全部諦め、最低限、このアルバムについてのコメントを何点かだけ…;)

まずは、こちらから:

Natalie DESSAY - Patricia PETIBON “Chanson des jumelles”

ご存知、Les Demoiselles de Rochfortロシュフォールの恋人たちdvd)より:

僕の世代のフランス好きの女のコたちは、みんな見てたくらいのものなので(笑)この上詳しい説明は省きますが、

カトリーヌ・ドヌーヴと本作公開年に亡くなった実姉フランソワーズ・ドルレアックの共演作。ニース国際空港へ向かうルノー10運転中の事故、といわれていますが、

この姉・弟を失う、という共通の伝記的経験が、

Elle s'appelait Françoiseに序文を寄せたノーベル賞作家パトリック・モディアノとドヌーヴの親交の基礎にあるとされています。

Catherine Deneuve et Patrick Modiano, Elle s'appelait Françoise

…いうまでもなく、ルグラン音楽ジャック・ドゥミ監督ドヌーヴ主演の大ヒット作シェルブールの雨傘dvd)に続くミュージカル作品。

このアルバムのシンガーNatalie Dessayはかつてコロラトゥーラの名手として日本でもオペラ・ファンにその名を轟かせていたし、
こちらも僕が実際に見た感じ、
またそれ以前に、フランス語が判るようになってインタヴューで話しているのを聞くとガラガラと印象が変わってしまった、といった、その辺りのことも、今回のところは措くとして;)

↑↑のデュエットで共演しているパトリシア・プティボンについてのみ付言しておくと、
自分の妹みたいなもの、とナタリー・ドゥッセもいってたくらいで、レバトワに重なるところも多く、フランスではスター、
1度バスティーユで実演も見たことがあるが、Les Contes d'Hoffmannのオランピア役で、当時妊娠中だったらしく、
そんなゴシップに疎い僕は、
。。オランピアが、妊娠。。うーむ、いったいこの演出の意図は。。??
とフロイト的な迷路を軽くさまよった記憶アリ(笑)
覚えておいていい歌手、と思う。

冒頭のヴィデオ↑↑で、6歳の頃の夢は、カトリーヌ・ドヌーヴになることだった、といっているドゥッセ。
妹分と目するプティボンとの共演では、結局姉のフランソワーズ・ドルレアックのパートを歌っているところも、ちょっと面白いですね:

さて、このアルバムには
Les Parapluies de Cherbourgほかなどからの有名な曲も収められているが、 僕としてはぜひ聴いてみてほしいのが、まず:

La valse des lilas

中間部からのスキャットシンギング。
よくフランスがステキ、パリがステキ!という人がいるけれど、
こういうのを聴くと、ああ、なるほど、
フランスがステキ!って、多分こういう感じのことをいってるのかなぁ。。
と思ったりもする(笑)

冒頭ヴィデオ↑↑のレコーディング風景からも判るように、昔ながらの1発どり式の、時代がかった豪勢な録音スタイルを取っている、と思われ
また、youtubeに数多上がっている二人共演のライヴ・ツアーなどの映像を見ても、
ルグランのスキャットは、ほんとに弾き語りで録っているのだろう。
昔のジャズのシンガー/ピアニストはよくやっていたけれど、
機械頼みの最近のミュージシャンには、まず絶対に真似できない、
本当に、飛び離れた音楽性、ミュージカリテを持つミュージシャンしかプロにはなれなかった、
もう二度と帰ることのない、往時のレヴェルのものすごさが偲ばれる。。

そして最後に、初めてこのアルバムを聴いた時、
パリ市の図書館で借りてきて、レファランスとして参考までに、ながらでざーっと聴き流すだけ、のつもりだったのに、
ガツンと掴まえられて、そこからえんえん、無限リピートに入ってしまったのがこの1曲:

Paris Violon

古今に街を歌った名曲は多いが、
その街の人々やその精神でも、
その街に生きるライフスタイルや感覚、価値観でもなく、
こんなふうに、街そのもの、それ自体に対する愛を歌い上げた曲、
というのはちょっと他にないのではないか。
やはり、パリならでは、というか、
そこに暮らす人でもないし、その街での暮らしぶりでもない。
ただ、ひたすらにパリという街それ自体に対する、説明不可能な、底知れぬ深い愛を改めてしみじみ噛みしめることができ、
思わず涙が浮かんでくる。

日本人、日本語話者に生まれて、多分いちばん素晴らしいことは、
思いやりの心やおもてなし等が判るからではなく(笑)
源氏を読むことができること。
源氏を読んでいると、そう思う。
こういうと、大げさに聞こえるかとは思うが、
それと同じような意味で、
この歌のフランス語が、自然に、順番に、
しみじみと心に入ってくる時、
ああ、本当に、フランス語を勉強して、よかったなぁ。。
と、何度聴いても、そう思う。

Michel Legrand, Natalie Dessay - Entre elle et lui

#フランス語

yuichihiranaka:
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…あの夏、ベルリン。。
2014年、ベルリン。文学、そして旅の記憶のラビリンス…。
ようこそ、旅行記と文学論の、ナラティヴな“街の迷路”へ。

『ベルリン日和』
“A moment.” …それは《気づき》の時。

作品についてのコメントはこちら

SOURCE: http://yuichihiranaka.tumblr.com/post/182421593796

Michel Legrand, le 24 février 1932 – le 26 janvier…



Michel Legrand,
le 24 février 1932 - le 26 janvier 2019.

ミッシェル・ルグランは、このアルバムが出た際に、レコード店のイヴェントに見に行きTernesのfnacです;)

その時ふとRER、Châtelet - Les Halles駅で見たミュージシャンのことを思い出し、巨匠ルグランと、メトロの無名のアーティスト、という話を書いてみたい、ずっと思っていたのですが、
なかなか繊細な話でもあり、
そもそもネットに載せて読み飛ばしてもらうようなものでもないので、そのまま、書かずじまいになっていました。。

とにかくもう、どんどん人が死ぬのはやめていただきたい、
それが僕の、偽らざる、心の叫び、
少なくとも、訃報に気づくと、こうしてその日の予定は崩壊、です(笑)

…というわけで、僕の見たあの日のルグランの話など、リリカルな部分は全部諦め、最低限、このアルバムについてのコメントを何点かだけ…;)

まずは、こちらから:

Natalie DESSAY - Patricia PETIBON “Chanson des jumelles”

ご存知、Les Demoiselles de Rochfortロシュフォールの恋人たちdvd)より:

僕の世代のフランス好きの女のコたちは、みんな見てたくらいのものなので(笑)この上詳しい説明は省きますが、

カトリーヌ・ドヌーヴと本作公開年に亡くなった実姉フランソワーズ・ドルレアックの共演作。ニース国際空港へ向かうルノー10運転中の事故、といわれていますが、

この姉・弟を失う、という共通の伝記的経験が、

Elle s'appelait Françoiseに序文を寄せたノーベル賞作家パトリック・モディアノとドヌーヴの親交の基礎にあるとされています。

Catherine Deneuve et Patrick Modiano, Elle s'appelait Françoise

…いうまでもなく、ルグラン音楽ジャック・ドゥミ監督ドヌーヴ主演の大ヒット作シェルブールの雨傘dvd)に続くミュージカル作品。

このアルバムのシンガーNatalie Dessayはかつてコロラトゥーラの名手として日本でもオペラ・ファンにその名を轟かせていたし、
こちらも僕が実際に見た感じ、
またそれ以前に、フランス語が判るようになってインタヴューで話しているのを聞くとガラガラと印象が変わってしまった、といった、その辺りのことも、今回のところは措くとして;)

↑↑のデュエットで共演しているパトリシア・プティボンについてのみ付言しておくと、
自分の妹みたいなもの、とナタリー・ドゥッセもいってたくらいで、レバトワに重なるところも多く、フランスではスター、
1度バスティーユで実演も見たことがあるが、Les Contes d'Hoffmannのオランピア役で、当時妊娠中だったらしく、
そんなゴシップに疎い僕は、
。。オランピアが、妊娠。。うーむ、いったいこの演出の意図は。。??
とフロイト的な迷路を軽くさまよった記憶アリ(笑)
覚えておいていい歌手、と思う。

冒頭のヴィデオ↑↑で、6歳の頃の夢は、カトリーヌ・ドヌーヴになることだった、といっているドゥッセ。
妹分と目するプティボンとの共演では、結局姉のフランソワーズ・ドルレアックのパートを歌っているところも、ちょっと面白いですね:

さて、このアルバムには
Les Parapluies de Cherbourgほかなどからの有名な曲も収められているが、 僕としてはぜひ聴いてみてほしいのが、まず:

La valse des lilas

中間部からのスキャットシンギング。
よくフランスがステキ、パリがステキ!という人がいるけれど、
こういうのを聴くと、ああ、なるほど、
フランスがステキ!って、多分こういう感じのことをいってるのかなぁ。。
と思ったりもする(笑)

冒頭ヴィデオ↑↑のレコーディング風景からも判るように、昔ながらの1発どり式の、時代がかった豪勢な録音スタイルを取っている、と思われ
また、youtubeに数多上がっている二人共演のライヴ・ツアーなどの映像を見ても、
ルグランのスキャットは、ほんとに弾き語りで録っているのだろう。
昔のジャズのシンガー/ピアニストはよくやっていたけれど、
機械頼みの最近のミュージシャンには、まず絶対に真似できない、
本当に、飛び離れた音楽性、ミュージカリテを持つミュージシャンしかプロにはなれなかった、
もう二度と帰ることのない、往時のレヴェルのものすごさが偲ばれる。。

そして最後に、初めてこのアルバムを聴いた時、
パリ市の図書館で借りてきて、レファランスとして参考までに、ながらでざーっと聴き流すだけ、のつもりだったのに、
ガツンと掴まえられて、そこからえんえん、無限リピートに入ってしまったのがこの1曲:

Paris Violon

古今に街を歌った名曲は多いが、
その街の人々やその精神でも、
その街に生きるライフスタイルや感覚、価値観でもなく、
こんなふうに、街そのもの、それ自体に対する愛を歌い上げた曲、
というのはちょっと他にないのではないか。
やはり、パリならでは、というか、
そこに暮らす人でもないし、その街での暮らしぶりでもない。
ただ、ひたすらにパリという街それ自体に対する、説明不可能な、底知れぬ深い愛を改めてしみじみ噛みしめることができ、
思わず涙が浮かんでくる。

日本人、日本語話者に生まれて、多分いちばん素晴らしいことは、
思いやりの心やおもてなし等が判るからではなく(笑)
源氏を読むことができること。
源氏を読んでいると、そう思う。
こういうと、大げさに聞こえるかとは思うが、
それと同じような意味で、
この歌のフランス語が、自然に、順番に、
しみじみと心に入ってくる時、
ああ、本当に、フランス語を勉強して、よかったなぁ。。
と、何度聴いても、そう思う。

Michel Legrand, Natalie Dessay - Entre elle et lui

#フランス語

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…あの夏、ベルリン。。
2014年、ベルリン。文学、そして旅の記憶のラビリンス…。
ようこそ、旅行記と文学論の、ナラティヴな“街の迷路”へ。

『ベルリン日和』
“A moment.” …それは《気づき》の時。

作品についてのコメントはこちら

SOURCE: https://yuichihiranaka.tumblr.com/post/182421593796

La foudre parisienne … la nuit de Saint Michel…



La foudre parisienne … la nuit de Saint Michel ;)

パリだと、2、3年に一度はある、という感じの派手なorage、見事な雷の一夜。

日本では見たことがありませんでしたが、真横や、下から上へ走ったり、爆弾のようにばーんと爆発したり。。

この雷から、ドラゴンを思いつくのは…わりと自然ではないか、と思います;)

Les orages ne faiblissent pas à Paris https://www.bfmtv.com/mediaplayer/video/les-orages-ne-faiblissent-pas-a-paris-1079361.html

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…あの夏、ベルリン。。
2014年、ベルリン。文学、そして旅の記憶のラビリンス…。
ようこそ、旅行記と文学論の、ナラティヴな“街の迷路”へ。

『ベルリン日和』
“A moment.” …それは《気づき》の時。

作品についてのコメントはこちら

SOURCE: http://yuichihiranaka.tumblr.com/post/174433527011

どうしてWeekendのI Feel It Comingはふつうにクールなのに、フランス語版になると、みんなNon…



どうしてWeekendのI Feel It Comingはふつうにクールなのに、
フランス語版になると、みんなNon !といい出すのか?(Mika談)

The voiceフランス版でjuryのMikaから、タイトルのような質問があり、↑↑
面白かったのでメモしておきます;)

Mikaは、フランス語もナチュラルに話しますが、フランス人ではなく、ロンドン在住ということで、フランス語のちょっと不自由な人(知らない単語や表現が出てくる)という、
コスモポリットなフランスでは珍しいキャラでTF1、The Voiceでは活躍しております;)

そこで、まずはフランス語版の作者、Juliette Armanetのテイクを聴いてみてください:

Juliette Armanet - Je te sens venir (LIVE) Le Grand Studio RTL

↓↓のテイクの方が、さらにはっきりする、かもしれませんが。。

Juliette Armanet - I feel it coming (The Weeknd cover) sur RFM

如何でしょうか?
フランス語を齧ったことのあるひとなら、すでに、むむむー(笑)という感じではないでしょうか?;)

このセクシャルな歌詞を、司会の男性の目を見て歌いかける格好になってしまったことで、出だし、思わず弾き間違えたりするなどもしていますね;)

次に*ふつうにクール*な原曲、
The Weeknd ft. Daft Punk版を聴いてみてください:

The Weeknd - I Feel It Coming ft. Daft Punk

…如何でしょうか?(笑)

ジュリエット・アルマネはユーモアを含んで歌っており、
Weekendはひたすらかっこよく歌っている、
しかしアルマネ版にはある種の緊張感があり、
Weekend版にはデタント感、リラックス感がある、
というあたりは、たとえ歌詞が聞き取れなくても、なんとなく伝わるのではないのでしょうか?

さて、この違いがどこからくるか…なのですが。。
もちろんweekend版にも、
I can feel the heat between your legs、みたいな、あけすけなことばも聞こえてきます。
しかし、これはRnB、ブラコンの黄金時代の定番だった、
愛撫しながら、髪をほどいて、ボタンを外す…
的な、お口説きソングの形をそのまま踏襲している、
つまり、よくある、おなじみのパターン、なわけですね;)

一方、確かにArmanet版は、歌詞にもある通り、さらに直裁に、
セックス自体にがつん、と入っていきます;)
けれどそれ以上に、歌い手、発話の出所が女性である、
女性が積極的に、主体的に、セックスを求める歌である、
ということが、明らかに、ここにはある、
やはり、ここには、ふつうに、ジェンダー・イシューがある、という気はします。

…ノン・コミュニケイション理論の見地からいえば、タイトルおよびルフランの、原詞で客観的、物語的なitが、仏訳では、直示的、コミュニケーション的なte(あなた)に変えられている、ということも大きく、見過ごすことはできませんが。。

Weekend版にはないユーモアがある・必要とされるのも、 あるいはその辺りに由来するものかもしれませんが、

こういってはあれですけども(笑)今はなき、「パンプキン・パイとシナモン・ティー」「雨宿り」当時の(!)のさだまさしをちょっと思い起こさせるようなユーモア、かもしれません(笑)

しかし、それにしても、このルフランの前の

Sous la pluie, mon cœur coule tout contre ton corps
Et nos destins s'enroulent
Non, j'en veux encore

Sous la pluie, mon corps roule tout contre ton cœur
Oui, nos destins s'enroulent
Non, non, n'aie pas peur

この雨のイマージュ、表現、修辞は、
定番通り、オリジナルなものではないかもしれませんが、
やはり、たいへん美しい…。

ちゃんとした訳、さらには歌える訳、というのは、到底こんな、鼻歌書きのポスト(笑)では、つけることはできませんが、
まぁ、大体、

雨の中、私の心は流れてみんな、あなたの体の上に、
そして(そう)二人の運命は互いに絡み合う、

それが2回繰り返され、それぞれ

だめ、私はもっと欲しいのよ、だめ、だめ、恐がらないで

と結ばれる。。
…いや、こう訳しては、ちょっと残念な感じですが、、w

なお、土曜のThe Voiceでこの歌を歌った子は、落選してしまったのですが、、このヴィデオもクリップしておきます:

Juliette Armanet (Je te sens venir) | Zoé Mansion | The Voice France 2018 | Blind Audition

みていると、フランス人のjuryが、歌詞を聴き進めていくにつれて、 クスクス笑っています。
特に、1箇所、Oh là làと入れているところ。
これは、19歳というこの子自身のアイディア、表現だと思いますが、
ここに象徴されるように、
juryたちが何度も口にしている通り、charmante、
とてもチャーミングな解釈、インタープリテーションだった、と思います。

SOURCE: http://yuichihiranaka.tumblr.com/post/172237865396

どうしてWeekendのI Feel It Comingはふつうにクールなのに、フランス語版になると、みんなNon…



どうしてWeekendのI Feel It Comingはふつうにクールなのに、
フランス語版になると、みんなNon !といい出すのか?(Mika談)

The voiceフランス版でjuryのMikaから、タイトルのような質問があり、↑↑
面白かったのでメモしておきます;)

Mikaは、フランス語もナチュラルに話しますが、フランス人ではなく、ロンドン在住ということで、フランス語のちょっと不自由な人(知らない単語や表現が時々出てくる)という、
コスモポリットなフランスでは珍しいキャラでTF1、The Voiceでは活躍しております;)

そこで、まずはフランス語版の作者、Juliette Armanetのテイクを聴いてみてください:

Juliette Armanet - Je te sens venir (LIVE) Le Grand Studio RTL

↓↓のテイクの方が、さらにはっきりする、かもしれませんが。。

Juliette Armanet - I feel it coming (The Weeknd cover) sur RFM

如何でしょうか?
フランス語を齧ったことのあるひとなら、すでに、むむむー(笑)という感じではないでしょうか?;)

…こちらにクリップしたテイクでは、このセクシャルな歌詞を、司会の男性の目を見て歌いかける格好になってしまったことで、出だし、思わず弾き間違えたりするなどもしていますね;)

次に*ふつうにクール*な原曲、
The Weeknd ft. Daft Punk版を聴いてみてください:

The Weeknd - I Feel It Coming ft. Daft Punk

…如何でしょうか?(笑)

ジュリエット・アルマネはユーモアを含んで歌っており、
Weekendはひたすら*かっこよく*歌っている、
しかしアルマネ版にはある種の緊張感があり、
Weekend版にはデタント感、リラックス感がある、
というあたりは、たとえ歌詞が聞き取れなくても、なんとなく伝わるのではないのでしょうか?

さて、この違いがどこからくるか…なのですが。。
もちろんweekend版にも、
I can feel the heat between your legs、みたいな、あけすけなことばも聞こえてきます。
しかし、これはRnB、ブラコンの黄金時代の定番だった、
愛撫させてよ、髪をほどいて、フックを外し…
的な、お口説きソングの形をそのまま踏襲している、
つまり、よくある、おなじみのパターン、なわけですね;)

一方、確かにArmanet版は、歌詞にもある通り、さらに直裁に、
セックス自体にがつん、と入っていきます;)
けれどそれ以上に、歌い手、発話の出所が女性である、
女性が積極的に、主体的に、セックスを求める歌である、
ということが、明らかに、ここにはある、
やはり、ここには、ふつうに、ジェンダー・イシューがある、という気はします。

…ノン・コミュニケイション理論の見地からいえば、タイトルおよびルフランの、原詞で客観的、物語的なitが、仏訳では、直示的、コミュニケーション的なte(あなた)に変えられている、ということも大きく、見過ごすことはできませんが。。

Weekend版にはないユーモアがArmanet版にはある・必要とされるのも、あるいはその辺りに由来するものかもしれませんが、

こういってはあれですけども(笑)今はなき、「パンプキン・パイとシナモン・ティー」「雨宿り」当時の(!)のさだまさしをちょっと思い起こさせるようなユーモア、かもしれません(笑)

しかし、それにしても、このルフランの前の

Sous la pluie, mon cœur coule tout contre ton corps
Et nos destins s'enroulent
Non, j'en veux encore

Sous la pluie, mon corps roule tout contre ton cœur
Oui, nos destins s'enroulent
Non, non, n'aie pas peur

この雨のイマージュ、表現、修辞は、
定番通り、オリジナルなものではないかもしれませんが、
やはり、たいへん美しい…。

ちゃんとした訳、さらには歌える訳、というのは、到底こんな、鼻歌書きのポスト(笑)では、つけることはできませんが、
まぁ、大体、

雨の中、私の心はみんなあなたの体に流れ落ち、
そして(そう)互いの運命はひとつに絡み合う、

それが2回繰り返され、各々

だめ、私はもっと欲しいのよ / だめ、だめ、恐がらないで

と結ばれる。。
…いや、こう訳しては、ちょっと残念な感じですが、、w

なお、土曜のThe Voiceでこの歌を歌った子は、落選してしまったのですが、、このヴィデオもクリップしておきます:

Juliette Armanet (Je te sens venir) | Zoé Mansion | The Voice France 2018 | Blind Audition

みていると、フランス人のjuryが、歌詞を聴き進めていくにつれて、 クスクス笑っています。
特に、1カ所、Oh là làと入れているところ。
これは、19歳というこの子自身のアイディア、表現だと思いますが、
ここに象徴されるように、
juryたちが何度も口にしている通り、charmante、
とてもチャーミングな解釈、インタープリテーションだった、と思います。

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…あの夏、ベルリン。。
2014年、ベルリン。文学、そして旅の記憶のラビリンス…。
ようこそ、旅行記と文学論の、ナラティヴな“街の迷路”へ。

『ベルリン日和』
“A moment.” …それは《気づき》の時。

作品についてのコメントはこちら

SOURCE: http://yuichihiranaka.tumblr.com/post/172237860296

“Liberté d’importuner” : Catherine Deneuve s’excuse…



“Liberté d'importuner” : Catherine Deneuve s'excuse auprès des victimes de viol

#MeToo ムーヴメントに対するフランスの反応へのコメントが難しい理由 - *ここ*も勘定に入れて下さい;)

これ、どうしようかなー、めんどくさいなー、ややこしいなー、
と思い、パスしようか、と思ったのですが。。(笑)

ワインスタイン以降のハリウッド女優たちからの反セクシャル・ハラスメント・ムーヴメントに対する、フランスの反応は、
すでに日本でも様々に伝えられていると思いますが、
問題のLe Monde紙のtribuneがこちら:

« Nous défendons une liberté d’importuner, indispensable à la liberté sexuelle »

この論説に賛同署名者として名を連ねたことへの批判に対するCatherine Deneuveの弁明が↑↑のリベラシオン紙、なのですが。。

アメリカ側から、Salma HayekのNYTへの寄稿を紹介した経緯から、一応、クリップはしておきますが、
僕としては、まぁ、フランス語が読める人は、自分で読んでみて下さい、というにとどめたいです。。(笑)

というと、露骨に無責任、逃げの一手、というのがもう、見え見えですが(笑)
これは、なかなか、難しい。

タイトルになっているとおり、
つきまとって困らせる自由、
いい寄られてこそ、初めてNonという自由もあるのである、
などと、糾弾される男性側に一見都合の良さそうなことを、いろいろっているのも確か、です:
レイプは犯罪だが、しつこいナンパや不器用さは罪ではない;
男たちはただ、膝がしらを触ってしまったり、キスを奪おうとしたり、*親密な*話をしようとしてしまっただけなのだ。
プロジェクト・チームを率いたと同じ日に、女性は男性の性の対象となる喜びを味わうことができる。
自立した女性は、電車の中で触られたくらいで傷ついたりしない、とまでいっている…
…と、こういう風に、こういうとこだけ全文から切り抜いて並べると、いかにも都合が良さそうなのですが(笑)

とにかく強い論調で、激烈、といっていい個所も多々あります;
現在の反セクシャル・ハラスメント・ムーヴメントを全体主義に擬してさえいますね。。
論点も、様々、あれもこれも、これでもか、と出してくる。
この議論を、をひとつひとつ精査して、点検していくのは、大変です。

。。つまりね、これは、フランスの女のひとの大変さ、なんですよね…(笑)
で、フランス語がちゃんと読めれば、たとえフランス人の女の子とあまりデイトしたことがなくても、
うーむ、こりゃあ、大変だな。。
という感じは、ひしひしと伝わってくるんじゃないか、と思うんです(笑)

だから、確かに、一見男に都合の良さげなことはいろいろといっている、
しかし、それをいっているのが、フランス人の女性である、ということを勘定に入れなくてはいけない(笑)

フランスの女性は、強いんです。もちろん、比較の問題ですけど、
パリで日本人の女性が、あれほどモテるのはなぜか。
7つくらいパッと理由が浮かびますが(笑)
そのうちのひとつが、とにかく日本人の女の子はあたりがソフト、
もちろん、本当の意味での強さは判りませんよ、
でも、あたりからいえば、フランス人の女のひとに馴れているパリジャンから見れば、
日本人の女の子たちっていうのは、もう、とろけるように優しくて、可愛いんじゃないでしょうか(笑)

そしてこのあたりを勘定に入れると、
この論説に安易にコメントすることは、難しい、、、
というのが、とりあえずの感想です;)

参考までに、以下は上に引いた、一見男側に都合の良さげなことの一部、原文ですが、文中に戻してみると:

Surtout, nous sommes conscientes que la personne humaine n’est pas monolithe : une femme peut, dans la même journée, diriger une équipe professionnelle et jouir d’être l’objet sexuel d’un homme, sans être une « salope » ni une vile complice du patriarcat. Elle peut veiller à ce que son salaire soit égal à celui d’un homme, mais ne pas se sentir traumatisée à jamais par un frotteur dans le métro, même si cela est considéré comme un délit. Elle peut même l’envisager comme l’expression d’une grande misère sexuelle, voire comme un non-événement.
En savoir plus sur http://www.lemonde.fr/idees/article/2018/01/09/nous-defendons-une-liberte-d-importuner-indispensable-a-la-liberte-sexuelle_5239134_3232.html#kGvLrtq0IAuu2Y0e.99

…フランスにホモの男性が多くなってしまったのは、女性の権利が強くなった、当然の代償だ、
といい切ったパリジェンヌがいたのですが、こういうのを読むと、
一理あるかも。。と思ってしまいます;)

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…あの夏、ベルリン。。
2014年、ベルリン。文学、そして旅の記憶のラビリンス…。
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『ベルリン日和』
“A moment.” …それは《気づき》の時。

作品についてのコメントはこちら

SOURCE: http://yuichihiranaka.tumblr.com/post/169997366132

Palace、といえば、私人として初めてパリに戻ってきたバラク・オバマ。 8区のホテル、というのでどこだろう、と思ったのですが、 …



Palace、といえば、私人として初めてパリに戻ってきたバラク・オバマ。
8区のホテル、というのでどこだろう、と思ったのですが、
昨夜投宿したのは、どうもここ、みたいですね;)

Hyatt Paris Madeleine

8区とはいえ、物々しいクランド・ホテルではなくて、
さすがにアメリカ系ですが、一般人が予約しても不自然じゃない、
わりあいに気取らない、サンパなチョイスではないか…と思います;)

プロモ・ヴィデオもありました:

立地としては、こちらになります:

それでは、いつものようにご予約はこちらから…;)
ハイアット パリ マドレーヌ Hyatt Paris Madeleine
24 Boulevard Malesherbes 75008 Paris +33 1 55 27 12 34

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…あの夏、ベルリン。。
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『ベルリン日和』
“A moment.” …それは《気づき》の時。

作品についてのコメントはこちら

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今年は特にコメントすることもないか、と思っていたのですが。。 これ、フランスではプラチナ・ヒットになったという、Stacey…



今年は特にコメントすることもないか、と思っていたのですが。。

これ、フランスではプラチナ・ヒットになったという、Stacey Kentのアルバム、
何度か書いたことですが、フランスではヴォーカル・ジャズなんかも、生きた、大人のポップ音楽として、結構人気を保っています;)

パリのジャズ局からもよく流れており、このように、お薦めしたこともありました。。:

おすすめ・ヴォーカルジャズ、2009 ~心地いい感じ、新しい感じ

歌詞は妙に可愛いんだけどなぁ。。などと思ってはいたのですが、
全く気づいておりませんでした、
作詞、Kazuo Ishigro、でしたね。。

こちらもしかり。。

遅ればせながら、慶祝ノーベル文学賞、ということで;)
アルバムは、こちら…


Stacey Kent - Breakfast On The Morning Tram

yuichihiranaka:
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…あの夏、ベルリン。。
2014年、ベルリン。文学、そして旅の記憶のラビリンス…。
ようこそ、旅行記と文学論の、ナラティヴな“街の迷路”へ。

『ベルリン日和』
“A moment.” …それは《気づき》の時。
作品についてのコメントはこちら

SOURCE: http://yuichihiranaka.tumblr.com/post/166778267871

ウディ・アレンをみながら、ふと考えた。 ロリコンって、いいよなぁ:世界に少女たちのいる限り、未来に希望はあるのだから…;)…



ウディ・アレンをみながら、ふと考えた。
ロリコンって、いいよなぁ:世界に少女たちのいる限り、未来に希望はあるのだから…;)

…しかしこれは、ほんとに楽しい作品。
0時の鐘が再び鳴ると、現代のパリにも奇跡は起こる、ってことなわけよね(笑)

Midnight in Paris

(Source: https://youtu.be/FTseyjEt4Ho)


yuichihiranaka:
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Ahmad Jamal à la Maison de la Radio en 1971 écouter en…



Ahmad Jamal à la Maison de la Radio en 1971

écouter en meilleurs sons sur

https://www.francemusique.fr/emissions/les-legendes-du-jazz/ahmad-jamal-la-maison-de-la-radio-en-1971-30481

…こちらのほうが、音は良いかも。

結構なものですので、ジャズピアノがお好きな方はぜひ。

↑↑のfrancemusiqueのサイトでは、最後にパリのジャズ局では非常にお馴染み、Ahmad Jamal愛奏曲、Poincianaの佳演も収められております;)

Ahmad Jamal Trio - Complete Live At The Pershing Lounge 1958 + 1

SOURCE: http://yuichihiranaka.tumblr.com/post/154675530848